今回は、オンライン診療に関わるよくある誤解について深堀りしていきたいと思います。
まず、オンライン診療に関してどのようにお考えでしょうか?
このように考えてはいませんか?
「オンライン診療では十分な診察や正しい判断が出来ない。」
「外来が忙しく、オンライン診療に取り組んでいる時間がない。」と。
まずは、こちらの資料をご覧ください。
出典:板橋区医師会「オンライン診療を実施していない106施設 その理由は?」より抜粋
こちらは板橋区医師会による医師へのアンケート調査なのですが、多くの先生方が、
「充分な診察や正しい判断が出来ない。」
「多忙で余裕がない。」
と考えていることがわかります。
でもこれって実は大きな誤解なんです。
オンライン診療は、充分な診察や正しい判断が出来ないものでも、多忙だから取り組めないものでもないんです。
初めに、「十分な診察や正しい判断が出来ない。」という誤解から払拭できればと思います。
まずオンライン診療に関して、対面診療と対比して考えてしまっていませんか?
日本遠隔医療学会 オンライン診療分科会会長 黒木春郎先生によれば、
「そもそもオンライン診療は対面診療と対比するものではない。 オンライン診療は、 患者さんの状態を医師が判断して、相応しい 時に用いる診療形態である。 診療には入院・外来・在宅という形態の別があり、オンライン診療はそこに並列される 『第 4 の診療形態』なのである。」
とのことで、オンライン診療はあくまでも対面診療の補佐的役割を担うものとして認識していただきたいのです。
例えば、慢性疾患の患者さんの薬処方や、風邪症状の患者さんの診察などを対象にオンライン診療を活用いただくイメージです。
また、「多忙で余裕がない。」といった考えの先生方は、オンライン診療の実際の利用回数を知っていただければ、導入可能なことが理解いただけるかと思います。
これは当社での事例になるのですが、初診からオンライン診療を活用してくださっているクリニックでも、多くて月20回程度の利用なのです。1日に均せば、多くても2人程度。
これならオンライン診療を活用いただけるイメージは持っていただけるのではないでしょうか?
弊社では上記のようなお悩みを抱えている、オンライン診療に踏み出しきれないクリニック様に最適なオンライン診療の活用法をご提案させていただいております。
より詳しく知りたい、興味がある、まず資料だけ欲しいという方は当サイトのフォームよりお問合せくださいませ。